キーワード辞典
SMTPとPOP

登録日 00/05/14   更新日 20/07/04



従来の郵便は、

  1. 差出人が手紙をポストに投函。
  2. 郵便集配人がそれを郵便局へ運び、仕分け。 幾つかの郵便局を経由した後に、受取人の自宅の郵便受けや私書箱に届けられる。
  3. 私書箱に届けられる場合、受取人は、私書箱の有る場所へ行き、 (誰でも箱を開けられるのは不味いので)鍵を使って箱を開け、届けられた郵便物を取り出す。
という手続きにより、運営されている。


インターネットの電子メールも、 上記の、ポストから私書箱までの一連の流れを踏襲している。

  1. 差出人は、メールソフトでメールを作成し、メールサーバへ送信(ポストに投函→郵便局へ)。
  2. メールは幾つかのメールサーバ(郵便局)を経由して、 受取人が契約しているメールサーバが管理する受取人のディレクトリ(私書箱の役割を持つ)に届く。
  3. 受取人は、メールソフトで私書箱の鍵を開け、届けられたメールをダウンロードする。

この時、1と2の役割をするプロトコルがSMTPであり、3の役割をするのがPOPである。 POPにパスワードが必要であるのは、この為である。

よく、SMTPは送信、POPは受信、と説明されるが、これはクライアントから見た視点。 送信者のクライアント→送信者のサーバ→受信者のサーバとメールを転送するのは、SMTPだけで出来る。 受信者のサーバから受信者のクライアントへは、誰でも出来ると非常に困るので、 パスワードの必要なPOPが使われる。 誰でも送信出来るが受け取るのは受信者だけ、という、従来の手紙に即したシステムになっている。 しかし、誰でも送信出来る事が問題になって来たので、 よりセキュリティの高いSMTPSやPOPSなどのプロトコルが登場している。






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