キーワード辞典
高校生○○

登録日 14/11/01   更新日 14/11/01



「高校生○○」で陥りがちなこと

「高校生のチャレンジショップ」とか「高校生レストラン」とか、 今や巷には「高校生○○」というものが溢れていて、 私も10年以上機会が有れば全国の彼方此方を見て回っている (その全てをこのサイトで紹介している訳ではありません)のだけれど、 その経験から、例えば「高校生ツアー」で時として陥りがちだと私が感じる幾つかのこと。

  1. 人が集まらず、身内ばかりになる。或いは身内だけ集めている。
  2. 或いは、何回も実施している様なものでは、常連ばかりになる。
  3. ホスト側とゲスト側に馴れ合いが生じ、 一緒になって楽しむ「めだかの学校」状態になる。
  4. 時には、コースや時間が「面倒臭いから」変更になる。
    ちなみに、これは「旅程管理業務違反」に該当する。 つまり、サービス以前、ツアーとして失格。
  5. 結果、私の様な人間が「部外者」となる。
  6. 学校としては「実施した」という実績が欲しいだけ。 高校生は(恐らく)教諭に言われた通りの事を正確にトレースしただけで、 「楽しかった」というリフレクションしか残らない。 また「これで良い」という意識にもつながり、そこから先へは進まない。
  7. 「高校生だから」こんなもん?

勿論、高校生である事に妥協せず、 高校生らしいアイディアとホスタビリティに溢れた、素晴らしい「高校生○○」も、 このサイトに紹介出来ていない数多くのものも含めて、全国各地に有ります。 例えば、身内や常連が多くとも、きちんとけじめを付け、 ホストとしての対応が出来ているツアーは、 私も楽しいですし、とても素晴らしいと思います。
(前者では無く)この様なものが、 世間一般に「高校生○○」のイメージとして定着すれば良いな、と思います。

私が、どんな時にも、 正規に料金を支払っているのは、この為です。





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