キーワード辞典
プログラミング的思考

登録日 22/07/12   更新日 22/07/12



実は、授業で、されてないんだなぁ、と感じたので。


プログラミング的思考

プログラムには、順次構造、選択構造、反復構造、の3つの基本構造が有り、 これを組み合わせる事で処理をさせる。
うん。そうですね。

此処で重要な事は、「3つ有るから覚えて置け、試験に出すぞ。終わり。」では無くて、 この3つの各々に置いて、如何に、論理的にミスが無く、効率良く、判り易く、過不足無く、簡潔に、 問題解決の為の処理をする為に、どうしたら良いかを考える、ということ。 小中学校の「プログラミング的思考」での、日常の様々な事象の、 処理の分解、組み合わせ、一般化、抽象化、シミュレーション、からの発展。

私は、よく、「日本語も、プログラム言語も、どちらも言語だ」と冗談ぽく言うけれど、 真面目な話、人間には、とても論理的に過不足なく効率的に判り易く簡潔に話す人も居るし、そうでは無い人も居る。 プログラムにも、ソース自体が論理的で効率良く判り易く簡潔で、 実行して行う処理も論理的で効率良く判り易く簡潔なものも有るし、そうでは無いものも有る。 入学式や卒業式、競技大会などのイベントやプロジェクトの進行やマニュアル化でも求められる非常に重要な思考。 情報のデザインにも繋がる。

「適当に弄ったら、何だか判らないけれど、とりあえず動いた、達成感!!!」では、ダメなのよ。
逆に、完璧には動かなくとも、原因を追求し、試行錯誤し、振り返る過程の中で何かの学びが有れば、とりあえずOK。






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