Excelにおけるセル参照は、Excelのプログラム内部において参照されたアドレスを指し、 利用者に対してはセル座標と言う座標によって示される。 よって、行や列を挿入、削除すると、座標の位置関係は変化する。 便利な場合が多いが、「常に参照元から1行下のセルを参照」の様な指定を一定の範囲で行いたい場合には、 不都合が起きる。
上記の様な場合は、OFFSET関数を利用すると便利である。 特定のセルを参照するのでは無く、参照元のセルから見たセル座標の位置関係で参照先のセルを指定出来るので、 行や列の挿入を行っても、「常に参照元から1行下のセルを参照」が可能となる。
この様な使い方は、 条件付き書式の条件を指定する際に、非常に便利である。