キーワード辞典
シリアルバス・パラレルバス

登録日 98/08/24   更新日 98/08/24



バス

「バス」は、コンピュータに関するデータの伝送経路のこと。 バス上のテータは、一定のタイミングに合わせて同期し伝送される。 メーカや伝送方法によって様々な規格が有る。



パラレルバス

1つのバスにおいて、並行した複数の伝送路を持ち、 そのPCで取り扱う大きさの単位のデータを、 そのまま、或いは伝送路の数(バス幅という)で切り分けたビット数で、 同時に複数本の通信路で並列に情報を伝送するバスの総称。
16ビット仮想コンピュータCOMETのデータバス、アドレスバスはバス幅が16本のパラレルバス。 無理矢理乱暴に例えるならば、赤と白の帽子を被った16人17脚競争のチームが 指揮官の笛のタイミングに従って、 次々と途切れなく大股で通って行く様なイメージ。 タイミングを取るのが難しい。



シリアルバス

1つのバスにおいて、1本の伝送路を持ち、 そのPCで取り扱う大きさの単位のデータを、 1ビットずつ直列に順番に転送する方式のバスの総称。 バス幅が1本なので長距離でもタイミングが取り易いが、 パラレルバスと比較して低速になり、 データをバラしたり組み立てたり、という作業も必要になる。
16ビット仮想コンピュータCOMETで無理矢理乱暴に例えるならば、 赤と白の帽子を被った16人のムカデ競争のチームが 指揮官の笛のタイミングに従って、 次々と途切れなく大股で通って行く様なイメージ。



COMETの中は、16人17脚したり、16人のムカデ競争したり、大運動会だ。




(’98/08/24 記す)


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