キーワード辞典
STEM教育

登録日 19/03/10   更新日 19/05/28



この言葉は、元はと言えば、近年諸外国から見て日本が遅れている 「科学・数学を基盤とする科学技術に関する人材育成(理数、理工学系の人材育成)を目的とした戦略」 だと認識しているのだけれど、 例によって、様々な立場の方々の思惑と主張が乱れ飛び、 時にはSもMも無い、要素の一部分(Tinkeringなど)を切り取って強調したり、 実はAが中心だったり、で、「これがSTEMだ!」とかやるものだから、 STEMというコアとなる言葉自体の概念が漠然となっているうえに、 STEAMなど、派生した言葉がどんどん作られている為に、 更に混沌とした状態になっている様な気がしている。 各々が判った気になっているけど各々の認識は違っている為に議論が出来ない、 かつての「アクティブラーニング」と似た状態、或いは、それよりも悪いかも。 「アクティブラーニング」の時にも書いたけど、それって、別の言葉で言って欲しい。



STEM教育

STEMは、
S=Science(科学)、T=Technology(技術)、E=Engineering(工学)、M=Mathematics(数学)
の頭文字で、 STEM教育は、AI社会、グローバル社会に対応出来る、 理数、理工学系の人材、及び、科学技術リテラシーを持つ人材を育てる為に力を入れるべき 4分野の教育を総称して指す言葉。 派生語がかなり有り、言葉の解釈も多少違っている場合も有る。
TとEの違いが判り難いが、Tは問題を解決する為の技術(例:プログラミング)、 Eは解決する為の提案や設計(例:システムエンジニアリング)、 と解釈する事が一般的であり、 このEの解釈により、自発的、対話的、問題解決力などがSTEM教育に含まれている。

「S」「T」「E」「M」各分野の学びをきちんと押さえた上で、 各々の分野の目的が適切に融合した総合的な教育がSTEM教育であって、 例えば、ただロボットを教諭から示された通りのプログラムで動かして、 動いた!楽しかった!成功体験!!達成感!!!が、STEM教育、な訳では勿論無い。



STEAM教育

STEMの派生語の一つ。 STEMにA=Art(芸術)が加わった言葉。
一般的には、Aは単に「芸術」では無く、「表現力」と解釈されている。



English STEM / STEM English

STEM教育を英語で行うのが、English STEM(他にも複数の言い方が有る模様)。
STEMの為の英語教育が、STEM English(他にも複数の言い方が有る模様)。
項目的には、最も語数の少ないものを選んだだけ。





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