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「Project X」な授業

登録日 21/01/28   更新日 21/01/29



「Project X」な授業

例えば、NHKの「Project X」って、教諭にとっては便利な尺なのよ。 リアルな授業でも、遠隔授業でも、勝手に見させておけば、教諭が何もしなくとも授業時間が終わり、 最後に一言「そういう事だ」と言えば、なんとなく授業をした気になれる。 「TVが子守」状態ですね。 その間、教諭が居ない事も、良く有る。

良く考えられた多くの教育番組は、見ているだけで生徒が飽きて来ない様に、 時間が10分や15分程度になっており、 例えばNHK for Schoolでは、1つの番組を更に幾つかのパートに分け、 教諭が、授業の中で臨機応変に必要なパートだけを見せたり、 パート間で説明を入れたり議論をさせたり、が出来る様に工夫されている。 時間潰しに見させる為では無いのよ。

教諭自身が生徒の教育格差を広げている数有る事例の内の一つ。 教諭が「生徒はどうせ自分の授業なんて理解出来ない」と馬鹿にし、責任転嫁しており、 「生徒に理解出来る様に説明しよう」というプロ意識が全く無い。 保護者が「公立高校要らない!」「先生要らない!!」 「(『Project X』だろうが『「はたらく細胞』だろうが、 何の解説も無く、それっぽいビデオを垂れ流すだけで生徒が雑談していても寝て居ても放って置くだけなら) 生徒が自由に選択出来て、その要点を判り易く的確に説明してくれる教育系Youtuberが居れば良い」 と主張する元凶。イマドキの、特に公立の教育困難校の教育現場に多い(個人の体験です)。


例えば、毎時限、彼方此方から、 授業開始合図とともに映画や録画が大音量で聞こえ出し、授業終了合図と共に終わり、 教諭は其処に居る(要る)のだか、居ない(要らない)のだか、な、日々。 上記の様な主張は、それが授業だと言う学校の雰囲気を、保護者も、学校の出入りの人達も、近所も、 もう充分に判っているのだろう。






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