キーワード辞典
課題が終わったら何をしても良い授業

登録日 23/06/19   更新日 23/06/19



大昔から何度も書いた記憶が有るのだが、何処かに行ってしまったので。

「課題が終わったら何をしても良い授業」に関する2つの「あるある」な点


1.「何をしても良い」の基準が生徒に有る

課題が終わったら、寝て居ようが、大音量で動画を見て居ようが、ゲームをして居ようが、雑談をして居ようが、 教諭は見て見ぬ振り。若しくは見ているだけ。 20分で授業を終わらせ「今は授業時間では無い」と主張する教諭も多いが、矛盾しかない。 時間のケジメが無い。或る意味、授業放棄。


2.「終わったら」の基準が生徒に有る

真面目に取り組む生徒も居るが、教諭が出した課題について何も思考する事も無く3分程度で終わった事にする生徒も居る。教諭が、その部分に対してコントロールやチェックをしていない。




考察

最初、生徒は私の顔色を窺いながらGIGA端末で動画を観たり、ゲームをしたりするが、 教諭が一切注意しない為、其の内に、私の顔色も窺わなくなる。 私が注意する事で授業が中断する為、度重なるとその行為自体が授業を妨害している形になる。 教諭にとっては、それが「自分の授業法」らしい。

(多くの)学校現場の常識はヨノナカの非常識。
「終わったら」「何をしても」の常識的なモラルが存在しない。

近年、ヨノナカに、公私のケジメが無くなって来ている元凶。
※(多くの)教育現場には、元々無い。

これは21世紀初頭頃から高校だけでは無く小中学校でも見られる様で、 生徒がその雰囲気を高校に持って来て居る感は物凄く有るが、 高校が、それを言い訳にして更に増幅させている。 また、 就職後、仕事場でも、同様に、上司からの仕事を適当に終わらせ、勤務時間中、他の社員が仕事をして居ても、 自分はゲームや動画、と言う事も、彼方此方で多く起きているらしい。(伝聞)

教諭が、自分の授業のタイムコントロールが出来ない、 或いは、生徒に対して御機嫌を取り「話の分かる先生」でいたい、自分を大きく見せたい、 科目に対しての関心が低く体裁を繕っている、自信の無さの裏返し、の様な場合に見られる。





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