以下も、これまでずっと書き続けて来た事ですが、改訂版。
生徒の学びの為では無く、単位を消費させる為だけの授業。 教科「情報」の黎明期、 全国的な『本当は教科「情報」だけど進学科目の授業をしちゃえ』事件による単位未履修問題で社会的に大騒ぎになったが、 それで改善されたのかと言えば、教諭の意識がそんな事で変わる訳が無く、 進学校は、二重帳簿や『パソコン使ったから「情報」』的により巧妙な手口で行っていたり、 或いは、授業をしている振りで、実態は、教諭は最初の3分間に出席取って「やれ」と一言指示しただけで、 教室から居なくなって管理職の下請けをしていたり、ゲームしていたり。 教室に居ても、生徒が内職していても立ち歩いて雑談していてもゲームしていても 複数の椅子で寝そべって鼾をかいていても知らぬ顔で、 教諭自身が寝ていたりして、それで授業をした事にし、 単位を履修した事にする事例も、私自身が多く知っている。 教諭の言い分は、「指示に従わない生徒が~」「どうせ生徒は~」。 教諭にとっては、生徒の事よりも何よりも自分の人事評価とプライド、地位が大事。
表向きの綺麗事はともかく。
生徒は、小中学校で学んだ事未満の授業、或いは何も学びの無い授業の高校と、 小中学校で学んだ事から次へ繋がる授業の高校と、格差が広がるだろうなぁ。 それにより、前者は生徒の未来の可能性が狭められ、 情報Ⅱや、大学入試への対応も、高校の評価となり、高校の格差も開くだろうなぁ。 そして、それは、生徒の所為にされるんだろうなぁ。
教諭は、新しい評価基準において、 「毎時間ビデオ見せるだけで終わり!」的な授業しか出来ない教諭と、そうではない教諭との格差が開き、 上手く機能すれば前者は淘汰されるが、恐らくは、従来通り、シラバス無視、評価の捏造も、酷くなるんだろうなぁ。 知らんけど。
初期の似非教諭が退職し、インフラ面でGIGA政策が軌道に乗り、 教科「情報」の免許を持つ、きちんと学ばせる事が出来る教諭が全国的に増え、 現場の若いこれからの教諭が前向きに捉えて学校を運営する体制が全国的に出来るならば、 という、密かな、僅かな、期待は、有る。