例えば、
正しく作られた6面のサイコロが有る。
商店街のイベントで、
このサイコロを振り、出た目の数だけ100円玉を貰う事が出来るものとする。
各々の目が出る確率は全て6分の1で等しいため、
このサイコロを1回振る事で貰う事が期待出来る金額は、
(各々の目が出る確率×目の数)の総和で、
1 1 1 1 1 1 1 21
で、350円となる。
このイベントを先着100名に実施するとすると、
主催者側は、35000円前後を用意しておく事が必要となる。
上記では予算が厳しい為、客に告知をした上で、
わざと重心をずらしたインチキなサイコロを使う事にする。
このサイコロでは、
1から4までの目が各5分の1、5と6の目が各10分の1の確率で出る様になっている。
このサイコロを1回を振る事で貰う事が期待出来る金額は、
(各々の目が出る確率×目の数)の総和で、
1 1 1 1 1 1 31
で、310円となり、
このイベントを先着100名に実施するとすると、
主催者側は、31000円前後を用意しておく事が必要となる。