ちょっと便利かもしれないTIPS
離れたパソコンを手元でリモート操作

登録日 04/02/09   更新日 04/02/09


例えば、机間巡視しながら、或いはプレゼンテーションで、 手元のモバイルパソコンを使って、 プロジェクタに繋がっている高性能パソコンの高画質ビデオを操作出来たら、 という場面は、有りませんか。

VNCというフリーソフトが有ります。 これは、操作される側のパソコンにVNCのサーバソフト、 操作する側のパソコンにVNCのクライアントソフトをインストールすることで、 サーバ側の画面をクライアント側で操作出来る様にするもので、 WindowsやMacOS、Linuxなど複数のOSに対応しているため、 WindowsパソコンからLinuxパソコンのX Windows画面を操作する事も出来るという優れものです。 Windows版では、NT系サーバのサービスとして動かすことも出来ます。 有線のみならず、無線LANも利用出来ます。

そこで、例えば、

  1. プロジェクタに繋いだ高性能パソコンとモバイルパソコンを用意する。
  2. 高性能パソコンとモバイルパソコンを無線LANで接続出来る様に設定する。
  3. 高性能パソコンにVNCのサーバソフトを、 モバイルパソコンにVNCのクライアントソフトをインストールし、 お互いが接続出来る様に設定する。
これで、モバイルパソコンから無線LANで高性能パソコン(の画面)を操作出来る様になります。

ただし、あくまでも画面を操作しているだけで、 マルチユーザになった訳ではありません。 VNCサーバ側が管理者権限で動いている場合、 VNCクライアント側は管理者権限の操作が出来てしまいます。 VNCのセキュリティの設定はしっかりと行って下さい。

CASSIOPEIA FIVA103S で、Windows2000Server の画面を操作しているの図。
VNC のサーバ側、クライアント側、ともにOS が Windows の場合、 クライアント側から、サーバ側の Windows のログインも出来ます。




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