私が、かつて作ったプログラムのうち、特に印象に残っているもの。(新しい順)
成績処理や入試処理、調査書関係、科目選択処理など、校務関係のものは除きます。
手前味噌です。
平成11年10月に行われる北信越地区学校図書館大会のために作成したシステム。
全国大会のシステムを部分的に手直ししたもの。汎用性を持たせて作っておくと、こういう時に便利。
商業高校の教員が使用する事を前提とした、(他から見れば)ヘンなペルソナ。
平成10年8月に行われた第31回全国学校図書館大会の受付のために作成したシステム。
総参加者3000人弱、25箇所を超える定員がバラバラな会場で、
3日間、7つのセッション時間枠にわたって行なわれる、有料や連続を含む総計150以上の分科会に、
申込者の希望に従って登録し、宛名付き大会参加券を発行、各種大会資料を印刷する、という、
自分でも、こんなモン一人で一からよ~作ったな~、と思う内容のもの。
空席状況を常に把握出来る(入力時に残席数が確認出来、満席の時は登録出来ない様に出来ている)ので、
大会当日も会場に持ち込み、各セッション直前まで参加申込、変更、キャンセルを受け付けた。
全国珠算大会の時もそうでしたが、
こういうシステムっていうのは、勿論作ったソフトウェアへの思い入れもあるけれど、
スタッフが皆で力を合わせて1つの仕事を成し遂げた、という想いがとても大きいんです。
システムっていうのは、決してソフトウェアだけを指すのではなくて、
それを活用して1つの仕事をするスタッフ全員も含めて指すのです。
(そういうのが大好き)
平成10年2月に行われた第22回北信越珠算競技大会の成績処理の時に作成したシステム。
最初は全国大会の時のシステムを書き換えるつもりだったのだが、
順位判定や出力書式が全国大会と違う(却って複雑になっている)ことと、
Excel97のVBAで作ってみたかったので、メニューのデザインを含め、全く新しく作り直した。
予め県と学校のコードを設定しておくと、選手データを入力するだけで、県ごと、学校ごとに罫線が引かれ、表が出来上がる。
汎用性を持たせてある。
Javaで作ったフルカラーのお絵描きソフトウェア。
私が作成したソフトウェアで初めて、フリーソフトCD-ROM収録の問い合わせがあった。
平成8年夏に行われた第43回全国珠算競技大会の成績処理の時に作成したシステム。
とにかく、大会当日は時間が無い! しくじれない! という、ハードな仕様要求。
この年の大会は、前回までの手作業による成績処理がなくなり、コンピュータ処理になったため、
ものすごいプレッシャーだったのだが、当日のスタッフのチームワークにより、
トラブルも無く、終了する事が出来た。(大感謝!)
終了後、最初はコンピュータ化に否定的だった人が感心していた(らしい)事が、嬉しい。
汎用性を意識して作成したので、
平成9年夏、香川県高松市で行われた第44回大会でも使用され、
当日のスタッフの素晴らしい手際の良さにより、無事、終了した。
詳しくは、こちら「全商検定成績処理システム」
詳しくは、こちら「全商検定成績処理システム」
DAT2TEXT.EXE / CSV2DAT.EXE / DAT2SYLK.EXE / LTYPE.COM など、 COBOLのシーケンシャルデータ、CSVデータ、SYLKデータ、 K3データ、PRNデータ等の様々な形式のデータを相互にコンバートするフィルタコマンド群。 コマンドとそのパラメータの組み合わせで大抵の事は出来てしまう。わりと気に入っているものの1つ。 COBOLのデータと表計算ソフトのデータとを共有出来るようにするために作成。 最近の表計算ソフトは、立派なデータコンバータを持っているので 必要無くなっているが、個人的に愛着を持っている。 ソースはCとアセンブラ。 ふとしたきっかけで、県の情報処理運営連絡協議会で発表する機会を与えられ、 「指導者養成・長期継続研修講座」報告書に掲載された、というオマケつき。 (今読むと、まるで私が受講していた様な風情になっているが、そうではない。 こんなことなら、もう少しマトモな資料を作っておけば良かった。本になるとは知らなかった...)
(サブディレクトリを含めた)
ワイルドカードも可能なファイル名や作成時刻によるサーチ、指定したサブディレクトリからの表示、
ファイル名や作成時刻等によるソート、削除されたファイルやディレクトリの表示、
クラスタやセクタの表示、画面のスクロール、印刷、等が出来る、
かなり多機能なrootからの木構造表示プログラム。ソースはC。
20近く有るパラメータの組み合わせで大抵の事は出来てしまう。わりと気に入っているものの1つ。
一応、16BitFATまでには対応させたが、
Windows95のロングファイルネームに対応させるのが面倒臭くなり、止めた。
おまけとして、直前に削除したファイルを復活させる、REFILE.EXEも有る。
この頃は、色々なツールや常駐ソフトなどをCやアセンブラで作っていた。
簡易なスクリーンエディタ。「えどりん」と読む。(EDLINのシャレです。)
コピー/ペースト/挿入/削除(以上、全て、文字、行単位で可能)、スペースとタブの変換、など、
エディタとしての一応の機能を持っており、
機種に依存しないので、PC-9801シリーズでもFMRシリーズでもIBM系でも動作するのが取り柄だが、
プログラム中で機種を自動的に判断し、表示にエスケープシーケンスを利用しているため、とにかく遅い。
ソースはC。
高校の授業でCOBOLの実習をするための統合開発環境プログラム。
画面のメニューから、ソースの編集、コンパイル、データ作成、実行、などがフロー的に実習出来る。
というとカッコ良いのだが、実態は、恐ろしく長い1本のバッチファイルと、
それをサポートする幾つかの専用コマンドプログラム(ソースはアセンブラ)から成るメニューシステム。
MS-DOSの環境変数をいじり回し、およそ(MS-DOS Ver.3の)バッチファイルで出来そうな事は、
サブルーチン化に至るまで試みた。
その後、石川県立珠洲実業高校の後口先生により、COBOL2用に改良されている。
N60m-BASICで作成した、全都道府県総当たりの統計処理プログラム。
項目名と全都道府県のデータを画面上の表に入力することによって、
都道府県や地方総当りの統計処理が出来、結果を表の形でプリンタに印刷する。ディスクへの保存も可。
元々は自分が大学でレポートを書くために作成したが、画面上のセルから自由にデータ入力が出来る様に作ったため、
他人もマニュアルを読みながら使用出来るレベルなのではないかと(自分では)思っている
(貧相なBASIC命令しか持たないPC-6001では、これはとっても大変なんです... )。
何かとバカにされ続けたPC-6001無印でも、ここまで出来るんだぞぉ...、と最後は意地で作っていた。
私のBASICの「姑息な手段」の大部分は、この時期に習得した。
ちなみに、データ項目数10程度、全都道府県総当りで相関係数の計算をさせると、普通は約30分、
計算中の画面表示信号を無し状態にして約15分かかり、ゆっくりとコーヒーが飲めた。
時々、思い出したように音を立てて動き出す80桁シリアルドットプリンタが不気味...
ELIKAという名前に大した意味はない(Easy LInguistic KAleidoscope)。
後日、N88-BASICで機能、操作性、表現力を大幅に拡張した同様のプログラムを作り、
Simple ELIKAという名前にしたので、対して、"Little"が付いた。