昨年に続き、今年も、10月5日、石川県立七尾商業高校の文化祭、「七商祭」に行って来ました。
ここの文化祭は、学校の中ではなく、日頃から、空き店舗を利用した実習館「ITベンチャー館」などで交流のある、
JR七尾駅前の「リボン通り商店街」を舞台にして行われるのが特徴です。
学校の中というホームグラウンドではなく、地域の商店街というアウェイで文化祭を行い、
アウェイ側の商店街も、そして市民も、それを受け入れ、応援している、という、
この手の(学校から外へ飛び出す)企画で時として起きる
地域を無視した学校側の「自己満足」では決してない、という要素が、とても素晴らしく思います。
(「宣伝」と「交流」の違いかもしれません)
午前10時の開会式に始まり、地域の幼稚園やグループの「よさこい踊り」、
商店街の空き店舗や駐車場を利用しての七尾商業生徒の販売実習、
16時からは、商店街での七尾商業全学年全クラス対抗よさこい流し踊り。
18時からは、JR七尾駅前広場に場所を移し、
高浜高校の「はまなす太鼓」に始まり、ゲストのよさこい踊り、
そして、七尾商業全学年全クラス対抗のよさこいステージ踊り、と続きます。
七尾商業の「よさこい」は今年5年目になるのですが、
七尾商業の卒業生が中心となって自分達の地域で結成し活躍している幾つかのグループの踊りも披露され、
最後は、今年も、全員が入り混じっての総踊り!(七尾駅前での高校生の総踊りはいつも圧倒されます)
終了は、20時30分でした。
決して「よさこいを踊ること」自体が最終目的ではなく、
「よさこい」を通して、仲間と、地域と、そして全国との絆をつなげよう、という熱意が、
ひしひしと感じられる1日でした。
(報告者:Ryn)