2010年7月25日、石川県立小松商業高校が、小松市やJR、NPO法人「ヘリテージ・オブ・レイル 北陸」とタイアップした、
石川県小松市の市制70周年記念の団体ツアー列車「こまつ70号・急行型電車の旅」にプライベートで申し込み、参加して来ました。
これは、全国では非常に珍しい国鉄色の475系電車3両編成で、石川県小松市と、小松市と縁が深く姉妹都市でもある滋賀県長浜市を往復する
(長浜市では約5時間弱のフリータイム)ツアーです。
NPO法人「ヘリテージ・オブ・レイル 北陸」の、国鉄色475系電車を走らせよう、という想い(ハードウェア)と、
小松市の人達の70周年記念に何かやろう!という想い(ソフトウェア)が見事に融合した企画。
朝食のオリジナル弁当や特製の硬券の乗車券、長浜鉄道スクエアの入館券、国鉄OBの車掌さんの車内放送や、数々の車内での楽しいイベントなど、
決して、参加費 9,000円は高くありません(てか、赤字だったそうな)。
遠方から或いは地元小松市から参加したお客さんもそうだけど、沿線に群がる撮りテツを見ても、
地域へのそれなりの経済効果は有った様な。
小学生からのテツな私はそれだけで「おおっ!」なのだけれど、
今回は、さらに、石川県立小松商業高校の生徒さんが、
往復の車内での案内放送や
ミニふるさと小松&長浜検定(往きに問題と答案用紙を配り記入して貰って回収、還りに発表と賞品贈呈)の実施、
長浜では約2時間余りの小松市の広報活動と昼食の後の検定の採点作業、など、殆ど休憩も無い状態での大活躍。
真面目に地域の活性化に係わって行こうとする姿勢が本当に素晴らしいです。
こういう取り組みを単にやったという事実が欲しいだけの人と、やるからにはきちんと対応しようとする人との差は、
報告書や発表会ではなく現場で如実に顕れます。
詳細は、この後に書いてゆきます。
とりあえずの写真。テツなものは彼方此方のブログ等に載るだろうから、小松商業高校を中心に。
左から横に、(1)(2)ふるさと小松&長浜検定、(3)車内放送、(4)-(6)長浜駅での小松広報活動、
(7)昼食後、喫茶店で検定の作業、(8)検定結果の発表。