Rynのページ(商業高校情報教育研究室)
7月5日に岡山東商業高校の先生からのメールで知り、
その後色々と調べているうちに実際に行きたくなって、
7月14日、私的に、往復夜行バスで、横浜駅東口そごう前で行われた、
「中学・高校生による、全国わが街プレゼン市」に行って来ました。
これは、市立横浜商業高校が全国の中学高校に呼びかけて実現したもので、
北は北海道から南は九州まで全10校が参加しました。
内容は、各校が実習スペースで地元の特産品や自校の開発商品を販売し、
また、地元の町や特産品、開発商品をステージでプレゼンする、というもので、
プレゼンステージでは、どの学校も、
地元特産品やグッズを景品にした地元に関するクイズを出題するなど、
趣向を凝らした演出でわが街をアピールしていました。
学校や開発商品自体ではなく
わが街のセールスマンとしてのお店やプレゼンが中心である事が
とても印象的でした。
会場には、能登地震の写真展示コーナーなども設けられ、
また、今回の利益の一部は能登地震の義援金に当てられるそうです。
全国の学校に参加を呼びかけ、
本来ならイベントの出来ない場所を工面して実現させた市立横浜商業高校や、
呼びかけに応じ台風が接近しているにも関わらず参加した各学校
(都合が付かずやむなく断念した学校も含め)は、とても素晴らしいと思います。
今回も、本当に多くの先生方にお世話になりました。
有難うございました。
こんなイベントを色々な土地で出来たら良いね、という話を、
何人かの先生とお話しました。
本当に、地元で出来たら面白いだろうなぁ。
横浜商業高校のMCによる企画の説明。
企画説明+参加校10校の各10分程度のプレゼン、
というパターンを、3回繰り返します。
以下、北から順番に。
北海道の留萌千望高校のお店。
目玉は、全て校内で商業科で生産されているという「にしんフレーク」。
留萌に昔からある味を現代風にアレンジしたのだそうな。250円。
新潟県の下田中学校のお店。商品は、
地元のきれいな水と魚沼産に勝るとも劣らないコシヒカリ。
このコシヒカリをこのお水で炊くと滅茶苦茶美味しいらしい。
素朴なプレゼンに好感が持てました。
長野県の野沢温泉中学校。緑色の法被の背中には黄色で岡本太郎の「湯」の文字。
観客を巧みに巻き込む女子生徒2人の掛け合いのプレゼンがとても上手で、
私は一番好きでした。
感心していたら、プレゼンの写真を撮るのを忘れていました。
千葉県の銚子商業高校のお店。
目玉は、開発商品で商標登録もされている「銚子三昧」。
あえて有名な魚を避け、様々な特産品で試行錯誤を重ねた結果出来上がった商品。
しょうゆ味、キャベツ味、メロン味の3枚の大きめのクッキーが入って200円。
プレゼンも良かったです。
市立横浜商業高校のお店。
商品は、青汁、ラーメン、ココア、など様々な味の羊羹。
プレゼンは、
同校が取り組んでいるMC2名による「イロハハハ計画」と
元気一杯の男子生徒2名による地元サッカーチームの紹介(写真)。
厚木商業高校のお店。
商品はクッキーなど。
バスガイド風のプレゼンが印象的。
小田原城東高校のお店。
全国の商、農、水産高校などからの、安心商品の販売。
石川県の輪島実業高校のお店。
商品は、輪島の特産品や開発商品の「いしるくっきぃ」。
プレゼンでは、能登地震、学校、開発商品、について発表されていました。
岡山東商業高校のお店。
商品は、昨年度の開発商品の「おちゃづde美人」。
プレゼンでは、岡山県や岡山弁の紹介の他、
今年の模擬株式会社「753(なごみ)」と、
今年の開発商品「いないいないBar」の発表が有りました(右の写真)。
発売は8月で、現在は最終段階らしく、会場に現物は有りませんでした。
宮崎県のセールスマン、東国原知事の幟が印象的な、
宮崎県の都城商業高校のお店。
商品は地元特産品。
台風の影響で生徒が宮崎から来る事が出来なかった為、
横浜商業高校の生徒が代行して販売、プレゼンをしていました。
蛇足。
今回は本当に急だったので、諸事情により、
夜行路線バスではなく夜行激安ツアーバスを使ってみました。
4列シートの通路側。トイレ無し。夜中に矢鱈と停まる。
感想。左肩が激痛で上がらない五十路間近のオッサンが
一人で夜に移動する時に使う手段じゃないかも。
早くからキャンセル料が発生するのも合わない。
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