岩手県立水沢商業高等学校の多田先生より、
同校の開発商品「二物考そばはっと」の情報をいただきましたので、
ここに掲載させていただきます。
多田先生、有難うございました。
'05年5月30日、第2回水沢二物考そばはっと創作料理コンテストの情報をいただきましたので、
掲載させていただきます。有難うございました。
実際にネット販売から購入し、 家人に調理して貰って実際にいただきましたが、 素朴な味で美味しかったです。
(Ryn)
本校と地元の製麺業者小山製麺が共同開発した「二物考そばはっと」
(にぶつこう)について紹介します。
2003年10月に開催された「ござえんちゃハウス2003後期」では、
テーマを「iwate物産館」とし、県内58市町村から名産品を集めて販売しました。
しかし、地元の水沢市の名産品といえば鋳物や米などで、
一般市民が購入するのには魅力が薄く、価格も高価なものしかありません。
そこで、生徒の手で水沢の新しい名産品を作ろうと考えました。
その名も「ProjectG」です。
最初は、いわて麺王国として全国的に有名な、わんこそばや冷麺、
じゃじゃ麺に次ぐ麺製品として、変わり種うどん作りに挑戦し、
サンプルを作ってメーカーに相談に行きましたが、
どれも余りよい返答をもらうことができませんでした。
しかし、
小山製麺の専務さんから、水沢市の偉人で蘭学者として有名な高野長英先生が
天保の飢饉の時に世に出した著書「救荒二物考」にちなんだ商品がよいのではないかという
アドバイスをいただき、
小麦粉にそば粉とジャガイモの代わりに澱粉を添加して薄く伸した
「はっと」(岩手県南部の郷土食、すいとんのようなもの)を、共同で開発して製品化しました。
当初は、「ござえんちゃハウス」のみで販売していましたが、
水沢の新しい名産品として更に定着をしてもらいたいと、
今では地元のスーパーはもちろん盛岡市や花巻市などのスーパーやおみやげ屋で販売されています。
また、春には千葉県の生協の共同購入の一つとして取り上げられたり、
この秋には岩手県学校生協にも取り上げられる予定です。
また、「はっとは秋から冬にかけてよく食されている」という固定概念を少しでも取り除こうと、
平成16年5月7日に「二物考そばはっと創作料理コンテスト」を開催し、
その中に出品されたものからレシピを作りました。
「ござえんちゃハウス2004前期 魅知の食物産館」では、
お客様からの要望の多かった箱詰めタイプの「二物考そばはっと」を販売し、
その中にレシピ集も添えています。
('04/07/29)
平成15年10月に本校と株式会社小山製麺が共同開発した水沢の新しい名産品「水沢二物考そばはっと」。しかし、郷土料理の「はっと」は主に秋から冬に食べられているので、暖かい時期は売り上げ低迷が予想されます。 その風習に挑戦しようと2004年5月に「水沢二物考そばはっと創作料理コンテスト」を開催し、その料理のレシピを公開して、販売促進に役立てました。 その第2弾が、下記の通り先日行われました。
('05/06/05)
コメントはRynが付けたものです。
工場で「そばはっと」を作っている生徒さん。