今年も、私的に、11月19日、往復夜行高速バスで、 「バーチャルカンパニートレードフェア2006京都」へ行って来ました。
「バーチャルカンパニー」は、産業理解、IT技能の習得、職業観の育成などを主要なねらいとして、
国際化・情報化時代に対応する企業家精神あふれた人材育成のために開発された教育プログラムで、
参加生徒達が地元の企業人の協力を得ながら仮想の商品を開発し、企業を設立・運営、
ネットワーク上の世界で商品の売買をシュミレーションします。
「トレードフェア」は、普段はネットワーク上で取引している生徒達が京都に集まり、実際に対面販売を経験すると同時に、
ステージで事業内容やセールスプロモーションなどのビジネスプレゼンテーションを行い、
会社や商品をアピールするというもので、今年で4年目になります。
(詳しくは、
ちなみに、この文章を書いている時点で勤務校ではこのプログラム自体には参加しておりません。フェアの参加も私的です。
以下は、あくまでも私個人の感想です。そのところ、宜しくお願い致します。
私がこの催し物にお邪魔するのは、’02年、’03年、’04年に続き、4回目になるのですが、
今回もパワーアップし、多くの小、中、高、大学から、
それぞれにコンセプトを持った商品が並べられていました。
特に、私が毎回楽しみにしているプレゼンテーションでは、
今回から英語部門が加わり、大学に混じって、
2校の高校生が英語で自分の会社や商品についてのプレゼンをきっちりと行っていました。
やるなぁ、伏見工業高校と岩槻商業高校。
トレードフェアのプレゼンは”正統派”なのでとても好きなのですが、
今回は会場が狭い為に日本語プレゼンテーションの高校部門は
発表者と審査員だけ入室可、入れ替わり制、で私は入る事が出来ず、会場の雰囲気も
「売り込むための」プレゼンよりは「審査するための」プレゼンな感じで、ちょっと残念でした。
しかし、つい数週間前に「いしるクッキー」でお会いした輪島実業高校の先生と生徒さんがプレゼンで参加されていて、
プレゼンの様子をお伺いすることが出来ました。
色々な方から興味深いお話を聞かせていただきました。
左から順に、輪島実業高校(日本語)、伏見工業高校、高槻商業高校(共に英語)、のプレゼン風景。
相可高校、滑川高校のプレゼンの写真が手に入らなかったのが私的に残念。
兵庫商業高校の「まんが鏡」「デコりん」「つったろう」「ベンベン」。
「園児と一緒に作って遊べる工作キット」がコンセプト。
製造業者と高校がNPO法人「ゆめかご」を設立し、活動しています。
左から順に、一迫商業高校の和風カステラ「米ていら」、
鹿島台商業高校が企画し業者に持ち込んで実現させた
「まるごと大崎体験と名湯鳴子温泉2日間」ツアー、
常連の上野商業高校の会社「だぁーこ」、
パソコンのマウスをモチーフとした岩槻商業高校の「逃げるりッくん検索チュー」。
岩槻商業高校では、他にも、算盤をモチーフにした「ねがいましては目指せ達人への道」など、
楽しい商品が多くありました。
伏見工業高校の会社「伏見~る」。
伏見人形をモチーフにした伏見~る人形など、地元にこだわった商品を揃えていましたが、
特に、無料で配られている2種類のタウン情報誌や、
レンタサイクルと提携し3つのコースを提案しているサイクリングマップが秀逸です。
右:左2冊がタウン誌「伏見~る」。右の1冊がサイクリングマップ。
中央:タウン誌「伏見~る」。情報がきちんと整理されており、判りやすいアイコンやイラストが素晴らしいです。
左:3つのコースのサイクリングマップ。裏は大きな1つの地図です。