わりと以前からその存在は知っていたのですが、機会が無くて入手出来なかった
神戸市立兵庫商業高校の「まんがきょう」を、
’03年11月8日、ついに手に入れましたので、
ご紹介します。
「まんがきょう」は、万華鏡の組み立てキットで、
作って楽しく、遊んで楽しい子供向けの玩具です。
1セット350円。
「まんがきょう」は、2001年、商業科ビジネスコースの3年生が、
授業の一環で「作る楽しさと遊ぶ楽しさを同時に体験できるもの」をコンセプトに、
小学校低学年向けのおもちゃの工作キットとして考案、
同市長田区の機械加工会社「新田製作所」が
そのユニークさに注目し、商品化しました。
部品は子どもたちの安全性を考慮して、紙管やスポンジを使用。
一般の万華鏡と違い、内部の図柄を自分の好きな絵や色に、何度でも自由に変えられるのが特徴です。
2002年4月に試作品が完成し、開発を引き継いだ新3年生が説明書やラベル作りを進め、
同年8月から、次の新商品開発へのモニター調査を兼ねて児童施設などに訪れ、
作り方を判り易く指導し、販売しています。
なお、近日中に新製品「デコりん」の発表の話もあり、
また、WebPage上の店舗による販売も計画中とのことです。
(報告者:Ryn)
「まんが鏡」と同様に、
毎年3年生が3学期に新たな商品の企画をし、卒業時に新3年生に引き継ぎ。
新3年生が試行錯誤や改良を重ね、夏休み中に販売を開始、というパターンで、
その後も玩具が作成されています。
第2弾の「デコりん」(自分でデコレーション出来、鈴が付いているので「デコりん」)
は剣玉風の玩具で500円。
第3弾の「つったろう」は魚釣り風の玩具で同じく500円。
第4弾の「ベンベン」はマンドリン風の玩具でやはり500円。
商品の写真は「バーチャルカンパニーTrade Fair 2006」をご覧下さい。
また、平成15年12月には、製作業者と生徒が中心となってNPO法人「ゆめかご」を設立。 上記の玩具シリーズ「ゆめキット」を使った工作キット教室の開催を通じて、 生徒が児童や園児と触れ会いボランティア活動を行っている様です。
(報告者:Ryn)
「まんがきょう」です。 絵は1つ1つ違うものが描かれていました。 |
「まんがきょう」のパーツです。 右下の袋に入っている丸や四角の透明なプラスチックシートに自由に絵や模様を描き、 筒の中に入れて回すことで、様々な模様が楽しめます。 右上の紙の裏が説明書になっています。 この紙の絵の部分を筒に巻きつけることで筒のガラにすることが出来ますが、 勿論、自分でデザインすることも出来ます。 |