’02年10月26日、27日に行われた、
石川県立金沢商業高校の販売実習「金商デパート」へ行って来ました。
この催しは、「文化祭」ではなく授業の一環としての「販売実習」として行われており、
全校生徒が、店舗の販売員や、経理、警備、販促、車両(駐車場)など、どこかの課に属し、
運営委員(生徒会)が中心となって、4月から準備を進めてきたものです。
「儲ける事」が重点課題ではなく、「接客マナーや経理など、実際の仕事の体験」が、目的です。
言わば、体験学習&公開授業です。
毎年、30以上の店舗や3つの食堂、喫茶コーナー、特販(模擬店)、お茶会(茶道部)、などが有るのですが、
今年は、さらに、新しい試みとして、「全国の特産品コーナー」が設置されました。
これは、全国の特産品を全国の商業高校を通して買い入れ、販売しようというもので、
高知県立高知南高等学校、同伊野商業高校、同大方商業高校、山口県立宇部商業高校、
石川県立七尾商業高校、(順不同)などの高校から、
大方商業の「らっきょ丸くん」(らっきょ)や
七尾商業の「ピザかまミニ」「のりもちかまぼこ」(かまぼこ)など、
地元特産品を活かして生徒が企画開発したオリジナル商品や、
地元でおいしいと折り紙付きの特産品などを中心に、販売していました。
それぞれの商品はどれも味がよく、評判も上々で、来年度の第20回販売実習では、
さらにバージョンアップして行われる様です。
こんな感じで、全国の商業高校同士が、販売実習で、お互いの地域の特産品を販売しあう、と、いうのも、
面白いかもしれません。
(報告者:Ryn)