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辞書型

{キー：値｝の様に、キーとその値を対にしてコロンで区切り、それをコンマで繋いで行くことで、 データベースの様な使い方が出来る。 要素の値が代入されていることが前提なので、要素に値が無い（キーは有るが値は無い）辞書は作れない。 しかし、要素が無い（要素の数が０）の辞書を宣言し、後から要素を追加する事は出来る。

以下、反復は、for 変数 in range関数 で処理をする例。

# dict_01a.py  by Ryn

score = { '名前':'安藤','速度':710,'文書':82,'筆記':84 }
 
print('score = ', score)
print()
print('名前 = ', score['名前'])
print('速度 = ', score['速度'])

辞書型の入れ子

# dict_01b.py  by Ryn

score = { '名前':'安藤','実技':{'速度':710,'文書':82},'筆記':84 }
 
print('score = ', score)
print()
print('名前 = ', score['名前'])
print('実技 = ', score['実技'])
print('速度 = ', score['実技']['速度'])

複数の辞書型のデータをリストにする。

# dict_02a.py  by Ryn

score = [ {'名前':'安藤','速度':710,'文書':82,'筆記':84},
          {'名前':'加藤','速度':697,'文書':78,'筆記':74},
          {'名前':'斎藤','速度':705,'文書':88,'筆記':92}  ]

for i in range(len(score)):
    print('score[%d]= ' % i, score[i])
    print('名前 = ', score[i]['名前'])
    print('速度 = ', score[i]['速度'])
    print()

入れ子にした辞書型のデータのリスト

# dict_2b.py  by Ryn

score = [ {'名前':'安藤','実技':{'速度':710,'文書':82},'筆記':84},
          {'名前':'加藤','実技':{'速度':697,'文書':78},'筆記':74},
          {'名前':'斎藤','実技':{'速度':705,'文書':88},'筆記':92}  ]

for i in range(len(score)):
    print('score[%d]= ' % i, score[i])
    print('名前 = ', score[i]['名前'])
    print('実技 = ', score[i]['実技'])
    print('速度 = ', score[i]['実技']['速度'])
    print()

複数の辞書型データをリストにする場合、 キーとその値との組み合わせで処理をするので、記述するキーの順番は問わない。 また、キーが全て揃っていなくとも構わない。但し、実行中に必要なキーが見付からないとエラーとなるため、 10行目で、入力した科目のキーが有るかどうかの判定をしている。

# dict_03.py  by Ryn

score = [ {'名前':'安藤','国語':71,'数学':82,'英語':84},
          {'名前':'加藤','国語':69,'英語':78,'理科':74},
          {'名前':'斎藤','理科':70,'国語':88} ]

subject: str = input('科目 --> ')

for i in range(len(score)):
    if subject in score[i]:
        print('%s  %d ' % (score[i]['名前'], score[i][ subject ] ) )

以降、続きます。

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