キーワード辞典
物凄く乱暴なJava for全商1級+

登録日 14/09/10   更新日 14/11/30



物凄く乱暴なJavaに関する用語(オブジェクト的なこと)

詳しくは公式マニュアルをお読みください。
Javaって、こんな風にも書ける、とか、こうとも言う、とか、色々有るので、 以下は雰囲気だけのざっくりとした説明です。
作成中です。ミス有ったら後免。


オブジェクト的な言葉


クラス
参照型のデータ型の1つ。
クラス内で扱うデータを定義するデータメンバと、 それらのデータの処理を定義するメソッドからなる、型の仕様書。
クラス名は、 必ずアルファベットで始まり、 プログラム作成上使用する単語や記号などと空白以外ならば、任意に付けられるが、 1文字目を大文字、さらに、複数の単語を繋げた場合は、単語ごとに1文字目を大文字にする慣習が有る。


データメンバ
そのクラスに属するデータの部分。
メンバ変数とか、フィールドとか、色々な呼び方が有る。
使用出来る文字はクラスと同じだが、 小文字で書く慣習が有る。


メソッド
そのクラスに属する処理の部分。 データメンバをどの様に処理するかが記されている。
メソッドの名前に使用出来る文字はクラスと同じだが、 「動詞」+「1文字目が大文字で名詞」の形で命名することが多い。





ローカル変数とスコープ
メソッドの中で宣言される変数のことを、ローカル変数という。 ローカル変数の有効範囲(スコープという)は、 物凄く乱暴に言うと、その変数が宣言されている { と } の中である。 例えば、for文の中で宣言された変数は、for文を抜け出ると その変数のメモリが解放される。



カプセル化
例えば、
自販機に150円を投入し、150円のジュースのボタンを押せば、その商品が出て来る。
自販機に200円を投入し、150円のジュースのボタンを押せば、その商品とおつり50円が出て来る。
自販機の中にお金が幾ら有るのか、とか、ジュースが何本有るのか、を知ることは出来ないし、 ましてや、お金やジュースを勝手に取り出すことは出来ない(そりゃ犯罪だ)。
同様に、クラスの中のデータを、クラスの外から、 自由にアクセス出来るもの、 所定の手続きによってアクセス出来るもの、 全くアクセス出来ないもの、など区別し、 オブジェクトの独立性を高め、不要なエラーやトラブルが起きない様にすること。



アクセス修飾子

public
クラス、データメンバ、メソッドが、 定義されているクラス以外からも、 自由にアクセスが出来ることを示すアクセス修飾子。


private
そのデータメンバやメソッドが、 定義されているクラス以外からはアクセス出来ないことを示すアクセス修飾子。 そのクラスの内で使用するデータメンバやメソッドを、 プログラムのミスで不用意に外部から簡単にアクセスされて 書き換えられる事が無い様にしたい時に使用する。


protected
そのデータメンバやメソッドが、 定義されているクラスとそのサブクラス以外からはアクセス出来ないことを示すアクセス修飾子。





static
言葉の意味は「静的な」。 データメンバやメソッドがインスタンス化しなくとも使用出来ることを示す修飾子。
「静的な」に対する「動的な」は、必要な時に適宜インスタンス化し使用する、というニュアンスだが、 「静的な」は、常に其処に有り使用出来る、というニュアンスになる。







void
メソッドの型の1つ。意味は「何もない」。
メソッドが呼び出されて処理が終了しても、戻り値が何も無いことを示す。


final
意味としては「最終的な」。
クラスに付けた場合は、継承不可。サブクラスが作れない。
メソッドに付けた場合、オーバーライド不可。サブクラスで書き換え出来ない。
データメンバに付けた場合は、定数。値が変更出来ない。名前を大文字で書く慣習が有る。
要は、何が何でも書き換えられたくない場合において、使用する。





new
クラスや配列をインスタンス化する命令。


インスタンス
クラスで定義された内容に従って作成された実体。
プログラム中で「new」された時に作られる(メモリ領域に割り当てられる)。




パッケージ
クラスを効率的に管理する為の方法。


クラスライブラリ
Javaがあらかじめ用意している、 入出力、文字列操作、グラフィックス操作など、基本的な処理を行うプログラム。


import
自分のプログラムの中から、既に有るパッケージのクラスを参照することが出来る、便利な機能。









[ 黒板消しとチョーク受けの画像 ]