Rynのページ(商業高校情報教育研究室)
教諭が基本的には忙殺されている事は間違いではない。
生真面目な教諭ほど物凄く頑張っている。委員会は尚更。
しかし、例えば、「教諭の仕事の種類が多過ぎる」を何処迄前面に出して主張する人か、
「教諭の人数が少な過ぎる」を何処迄前面に出して主張する人か、によって、
その人の「仕事」や「仲間」に対する発想や考え方、
”スタンドプレイ度” や ”上膳据膳度” が判ったりする。
Type.1
- 傍から見て、何時も忙しそうに動いているが、自分からは忙しさを主張しない。
- 世の中の動向に敏感で、臨機応変に自分を進化させている。
- 周囲から「あの人と一緒に仕事をしたら楽しいだろうな」と思わせ、
「様々な情報交換など、声を掛ける事が出来る」雰囲気を持っている。
- 自分の基準で、やることはキッチリとこなし、スジを通し、周囲から文句を言わせない、という面も持っている。
但し、スジの通し方の価値観には、「教育者視点」「選民者視点」「労働者視点」の3タイプに分かれる。
- 適材適所で人を動かす事に慣れている。
Type.2
- 「忙しい!」「忙しい!!」と周囲にアピールし、お互いに忙しさを競いながら、スタンドプレイしている。
- 傍から見て、本当に忙しいのか、忙しそうに見えるだけか、忙しそうに見せているだけか、は、更にタイプが分かれる。
- また、忙しいアピールをしている仕事の内容でも、更にタイプが分れる。
独自のスジの通し方の価値観を持ち、例えば、授業に出て来ない理由が管理職の茶坊主だったり、
教育的配慮という名の検定試験の不正だったりする。
「忙しいから○○出来ない」とか「XXは教諭の仕事じゃない!」などと喚いているが、
「○○」や「XX」は、その時の都合によって、授業をも含む全ての仕事に当てはめられている為、
この教諭によると、総合的、優先順位的に、教諭の仕事は何も無いらしい。
- 周囲から「あの人にこの仕事を誘っても、忙しいアピールされるだけだろうな」、或いは、
「あの人と同類だと思われたく無いな」と思わせる雰囲気を漂わせている。
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