岩手県立水沢商業高等学校の多田先生より、 同校のチャレンジショップ「ござえんちゃハウス」の情報をいただきましたので、 ここに掲載させていただきます。 多田先生、有難うございました。
’05年5月30日、「ござえんちゃハウス2005前期」最新情報をいただきました。
「ござえんちゃハウス」は、平成11年から続いている水沢商業高校のチャレンジショップ。
「ござえんちゃ」とは、岩手県胆江地区の方言で、「いらっしゃいませ」の意味。
最初は、空洞化が進む水沢市中心商店街活性化のため、本校と水沢商工会議所が協力し、
地元で採れた野菜などを販売することから始まりました。
最初の3年間は、水沢商工会議所が主催で、本校生徒が販売を担当していました。
平成14年度からは本校が主催となり、授業の一環として店舗の運営
(商品の仕入れ、値入、宣伝、販売、記帳など)すべてを生徒が行っています。
営業日や営業時間、取り扱い商品などは、以前は年によって変化し、
春から秋にかけて、第2第4日曜日や、毎週土曜、日曜に営業していた年もありましたが、
近年は、開催期間を前期と後期に分け、7月に商業科3年生が前期営業、10月に商業科2年生が
それぞれテーマを決めて担当しています。
流れとしては、2年次で販売員としての資質や商品の仕入れ、
値入、陳列方法などを学習して秋に実習店を運営し、
その反省や課題を元に、3年次ではベンチャービジネス(起業)などについて学習し、
模擬有限会社を設立して夏に実習店を再度運営しています。
2003年度は、
前期が7月1~3日、8~10日、15~18日で、
テーマを「生活創造・提案」と設定し、商業科3年と商業研究部が6つの模擬有限会社を設立、
野菜、お茶、だんご、岩手県内の高校生が作った商品、などを販売。
後期は10月15~17日、20~27日、で、商業科2年生と商業研究部が担当し、
「iwate再発見」のテーマをもとに、県内58市町村からの名産品・特産品を販売しました。
また、2004年度は、
前期は「魅知の食物産館」をテーマとし、より厳選された県内58市町村の名産品を一堂に集めて販売、
後期は「メディアの力」をテーマとし、
テレビや新聞で紹介された話題の商品を全国各地から一堂に集めて販売しました。
「ござえんちゃハウス2004前期・後期」の詳しい情報や写真などはこちらです
個人的には、 マスコットの「ござえちゃん」が気に入っています。
「ござえんちゃハウス」への地図です。